特別な出来事

瘋癲さんに・再び

瘋癲さんにまた会った。 大好きな銘柄のお酒を入力し、 「頂いたのですが、召し上がりますか?」 と連絡したら、釣れた。 一番最初に、そして最後に食事をしたお店を指定された。 床にものをおけないような、大衆的な居酒屋だ。 久々の巨大な駅は複雑すぎて…

言語化し合う素晴らしさ

新しい彼ができました。最初から結婚を前提に付き合っています。縦にも横にも大きな人で、思考や感受性の根本的な部分が私と似ています。 パートナーとして選んだので、恋愛部分が薄い。 だから、何でも言える。 そんな彼がうちでご飯を食べた後、もうすぐ誕…

決定的な別れ

瘋癲さんのことはすっかり諦めて、せいせいしていた12月。 私が、重過ぎるんだ。 私だって適当にやれば良いんだ、それだけだわ。 会いたい時に会って、聞きたくない話は聞かない。 面倒だなと思ったら、動かない。 約束も当日キャンセルで、電話も、取りたく…

次の人

その人は凄く大きな人で、185センチ、100キロだ。ネットで話しかけられて、プロフを見たとき、凄く好感が持てた。やりとりが異様なスピードで進み、すぐ会うことになった。彼は驚くべきことに出会った瞬間から私の容姿を何度も褒めた。容姿に自信が無かった…

面倒臭い客

ホームページを一式お願いしていた友達と後味悪く終わってしまった。 ワードプレスのテンプレ使用、途中まで彼が作って、そこからは私が作る、質問なんでもオッケー という条件で20万払った。 結論から言うと、私が投げ出した。 扱い切れなかったのだ。 彼の…

咳をしても一人幸福

本日快晴にもかかわらず、朝起きたときの感じが駄目だった。 多分父の事故のショックが処理しきれていないのだろう。 でも快晴なので、環境的にはそんなに落ち込めない。 太陽が輝いているからだ 笑 ゆうべ電話したら「あとでまた話しましょう」とさらりとか…

父の事故と入院

父が車に突っ込まれて救急車で病院に運ばれた。その前にちょっとした家族のヤマがあり、大きなエネルギーが動いた感じを受けたので、「来たな」と思った。 ここで父が死んだら家族の問題が解決しない。命に別状無いだろうと直観した。 鎖骨骨折、肋骨骨折、…

平和だったあの日々

先週の土曜瘋癲さんが来て、泊まった。彼が昼まで寝て、昼起きてきて、鑑定TVを見始めた。わたしがうどんを作った。あたたかい、日曜。前の彼と、いつもこうしてすごしていた。一緒に買い物行って、そのあと私がピザトーストを作って、アイスミルクティー…

年末に、もう一度

23日にきりたんぽをやって、 24日は瘋癲さんの家に泊まった25日は瘋癲さんの家に泊まるほうが、都合が良かったから。24日はイブで、私達は沢山沢山新宿の裏道を歩いた私は瘋癲さんに「腕組んでいい?」と聞いて腕を組んだ。 嬉しくて笑った。えへへへ。「手…

雨降って、地は

夜9時半。用事を終えて瘋癲さんに連絡したら、瘋癲さんから電話があった。私たちは近くの駅にいたのだった。待ち合わせて一緒に私の家に帰ることになった。2日連続で、私の家に来るんだな。次の日朝、私は仕事だ。 早く出るけど大丈夫?と夜型の瘋癲さんに聞…

ショックで吐くって

母の日だというのに、物凄くショックなことがあった。話を聞きながら、自分の頭の中で何か肉の繊維のようなものが、ブツッブツッと引きちぎれる音がし続けて、ああ、こうして私は壊れてきたんだ、と思った。頭と胃が容赦無く締め上げられて、ついに吐いてし…

騙され屋

彼と秋の道を歩きながら、ふとお金の話になり、彼がこう言いました。「今まで女に金を借りたことなんて無かったよ。貸したことならあったけど。そんな弱みを見せるようなことはできなかった。金盥には言えた。多分、本当に長く一緒にいると思ったんだと思う…

義理家族

元夫の父、つまり元義理父から、野菜が沢山送られて来ました。どこの世界に元嫁に野菜を送ってくれる義理父がいるでしょうか。本当に頭があがりません。電話をしたら、元義理母が出ました。「また遊びにくればいいじゃない」と嬉しい言葉。「いやーもうお嫁…

知人の死

元同僚が癌で亡くなったというメールが来た。ひとつ年上の女性だ。苦手な人だった。今思い返すと、年下の女性には優しかった。ひとつ年下で、後から職場に入った私には、優しかった。彼女は、チーム内の予算の流れや淀みや上乗せやピンはねを良く知っていて…

人はなんで生きるか

誰の体にも特徴があって、これまでの積み重ねがあって、暮らしや性格や考え方がある。沢山の人に触っているうちに、色々な体の傾向や分類もなんとなく出来てくる。一人一人が面白い。本当は毎日「こんな方がいらした!」って書きたい。書いちゃいけないかも…

3月から働き始めたサロンが、急に閉店することになってしまった。本当に良いサロンだったのだが、オーナーの家族に大変な不幸があって、急遽オーナーが実家の世話に全力を注がなければいけないことになったのだ。面接の時には明るかったオーナーの元気が無い…

泳いで行け、きらきらした清流を

正月なので、息子がやって来た。17歳。濃い紫とベージュの配色のマフラーをしていた。「いい色だね、みっちゃん(元夫の妻)が買ってくれたの?」と聞いたら、「え?ああ」と言った。その時の顔でわかった。女の子からの、プレゼントだな。鞄から出した手…

公団のサンタクロース

クリスマスといえば、サンタさん。私は小学校1年まで、サンタクロースという人が実在するのだと思ってました。クレヨンでごたごたと手紙や絵を描いて、封筒に入りきらないのをまとめてヒモで縛った包みを枕元に置いておくと、朝、手紙が無くて、プレゼント…

ギドン・クレーメル(サントリーホール)・2

才能も関係するのかも知れない、財力も関係するのかも知れない。でもそこにあったのは、人生の全て、日常の生活全てをそれに捧げる、その為にどんな些細なことでもそちらに方向を定め丁寧に揃えようとする、彼の努力の美しさだった。全てが世界で一番細かい…

ギドン・クレーメル(サントリーホール)・1

線になり、細かい鱗になり、紙になり、枯れ木になり、粉になり、これ聴けて、良かった。もう本当に、生きてて良かった。本当に、久々に、そう思った。

瞳を開いて

友達が緑内障になり、視界の上半分が見えなくなってしまった。レーシック手術の問題で初めて知ったけど、視界が狂うと、逃げ場が無くて、精神的にかなり来るらしく、友達も辛そう。私も今日、眼科に行ってみました。いつも視界に、ボウフラというか、イカの…

美しい17歳

ここ暫くずっと心の調子が悪くて、なんのためにこんな面倒臭い人生を続けなくてはいけないのか、そればかり考えていた。無気力になり自分ばかりを責める思考回路が霧のように日常にかかると、それを取り除くのは大変な作業だ。気が付くと、どこからともなく…

満了のお知らせ

私の働いているサロンのオーナーはどうみてもわたしより年下だ。12年この仕事をしてきたそうだ。オーナーなのに、静かな人だ。今後、経営側にシフトし、直接人を触る仕事はしないそうだ。飽きた訳でもなさそうだ。へんにしっくり来なかった。 昨日、施術の合…