アラフィフの減量
母が75歳で150センチ70キロ。
まだまだ太る。
私と体質がそっくり。
骨が太くて、胸板が厚くて、肌が綺麗で、胃腸が丈夫。
食べるの大好き、糖質が大大大好き、大量に食べられる。
ストレスは食べることで発散、動くのが嫌い。
朝からデニッシュ3つとか、ドーナツ3つとか、余裕でいける。
満腹感で至福感が来る。
糖質で〆たいので別腹がある。
私は162センチ。20代は53-56キロ。
それが今や62キロ。
毎年、ちょっとずつ太ったんだ。
30才から、1年に500グラム太ったら、20年で10キロだ。
ああ、貯金も片付けも減量も、チリツモ。
いままで沢山の減量情報を漁ってきましたが、
全減量方法の中で唯一反論がひとつもないことが1つあります。
それがなんとなんと。
「良く噛む」
なのよね、一番シンプルで、誰でも今ここでできる。
でも、それがどうしてもできない。
50回と書いたカードをお弁当箱に張ったり、テーブルに置いたり、箸にぶら下げたり、色々工夫してみたけど、どうしてもできない。
これについて、さっきも考えた。
前は、口にした瞬間忘れてた。
今はしょっと進化したのか、食べながらも、考えるいるのだ。
「噛まないと。噛むのよ、良く噛むの」って。
でも口に入れた瞬間、そりゃもう急いで、飲み込んでるわけです。
私は消化器官が丈夫なので、噛まなくても全然平気。
で、「噛ま」くらいでもう飲み込んでるんです。
「噛ま」くらいで、「噛ま」と発言した人を明治大学ラグビー部みたいなモノが
ドドドドドドって押し倒して、飲み込むわけです。暴力的なわけです。
なので恐らく
「口に物が入った瞬間、即効で嚥下せよーーーーっ!!!」っていう非常事態軍部的な命令が私を支配しているんだと思う。
子供の頃の刷り込みだろう、私は4人兄弟で、食べ物は奪い合ってきたから、腹の底から意地汚い。
こればどうやって脱洗脳していけば良いのだろう。
毎日どんなことを言い聞かせればいいんだろう。
「食べ物はゆっくり食べるほど増えていく」
とかどうかしら。
さっきお腹が空いたから作ってあったスープを飲んだら、例のラグビー軍がマンモスのように突進してきた。
「噛」くらいでもう負けて、スプーンを忙しく動かし、次から次へと必死で喉に送っている。
ここまで自覚して、へんな気持ちになった。
なんだ、こりゃ???
暴力的で、物凄く強い。
全然意思の力が届かない。多分男の人の性欲がこんな感じかも。
なんだっていうんだろう?
先にお腹一杯にしてしまえ。
具を残したままスープボウルを口に当て、一気にスープだけを飲んだら、落ち着いた。
それで、ゆっくりめに具を食べることができた。
先に温かいものを一気に飲むってのはどうだろう。
でもそれって、ごまかしで、根本的な本質は改善されていないような。
これは興味深い。
研究の価値がある。
ってとこで、今日はおしまい。
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