今、弱気

今、弱気。

結局1人だなあ、って思う。

瘋癲さんは距離を詰めるのを嫌がるので、私と瘋癲さんはどこまでいっても、1人+1人。

わたし、包まれて、1人+1人で1人になりたい。

弱気なときは、そういうとき。

入院したら、誰が私の手をとってくれるの。

友達のお兄さんが死んだ。53歳。朝、冷たくなっていた。

通夜で友達を見て、手を握ったら
「泣いちゃいそうだから」と目をぱちぱちさせた。

手を握って。

わたしの手を握ってくれるのは、誰。

結局、誰も私の手を握り続けてはくれなかった。

どうしてかなあ・・・

私の手は、誰が握り続けてくれるのか、今生では無理なのかな。

安心したい。

でも人の存在で安心しようってのは、また同じ。

私の手は。

わたしの手は。

いつもわたしから、握りに行って。

そんなものかも知れない。

瘋癲さんにつきまとっている。

お金が無いと言われると、お金を渡したくなる。

わたしは、人の役に立たないと生きる資格が無いと思っていて、

だから過剰に動こうとする。

このままでは、痴呆になってしまう。

もっと無力に。

もっと無力に。

2019年はこれで。無力に。

おやすみなさい。