しばしの我慢
瘋癲さんが居なくなると、寂しいな。
でもこの寂しさはヤマがあるから、ヤマを越えれば、大丈夫。しばしの我慢じゃ
10年以上不倫をしているお客様(50代女性)が面白いことを言っていた。
会えなくて会えなくて寂しくて、でも一生懸命自分の生活を一人で満たしていったら、月1度くらいの逢瀬で我慢できるようになった。
今は月に1度会えないときもあるけど平気になった。ママと同居するようになって、日常の寂しさが無くなったからだと思う。ママが死んだらまた寂しくなっちゃうのかも知れないけど。
誰かと同居することで人恋しさが半減するんだ。
そんなもんなのかな。
瘋癲さんのモトカノの話はかなり引っかかった。
そして思った。
そんなに好きな彼女さんだったら、うまく立ちまわれば、
「そうだねえ、そのうち考えるかあ」とかなんとか言いながら、上手にごまかしながら付き合えたかも知れないのに。
そこまで考えて気がついた。
それ、私の元彼じゃない。笑
「同居して2,3年で籍を入れますから」って両親にも挨拶に来て
結局15年引っ張って、ロング二股が発覚したんだ。
だからやっぱり瘋癲さんは偉い。
嘘をつかないところが偉い。
元カノが休暇で旅行に行くときに
「旅行から帰るのは○日だけど、色々やることがあって2.3日連絡取れないから」
と連絡が来たとき、瘋癲さんには彼女の気持ちが透けて見えて
「もう僕とは連絡を絶つんだな」
とわかったそうだ。
そのまま彼女から連絡が途絶えて、瘋癲さんも連絡しなかったそうだ。
よく我慢できるなあ・・・・
「世の中はうまくいかないよ」
と瘋癲さんは寝ながら言った。
「彼女は付き合うときに子供は要らないって言ってたのになあ」
残念だったね。
瘋癲さんの「すき」は、小学生くらいの「好き」かな。
親が引っ越したら、もう終わりなんだ。
不思議な「好き」だな
綺麗な「好き」だな
おやすみなさい。