パーティと容姿と財力

明日、あるパーティに出るんです。

 

私は、結婚式やお祝いの、いわゆるドレスアップが必須の正式なパーティが何より嫌いで、

 

そこはありとあらゆるヒエラルキーが一目瞭然になるからです。

 

財力、美貌、個性、個人的充実。

 

たまに、先の3つが欠落してても、4つ目の幸福感で大変素敵な佇まいの方もいます。

 

私はコンプレックスが強いので、まず自分の基本的容姿が気持ち悪い。

 

さらに自分の中で最高の衣装をもってしても、財力のある人の消費税くらいにしかならない値段や質の差が悲しい。

 

さらにさらに、ヘアメイクやその他にお金をかけたその姿のチンドン屋みたいな、場末のスナックのババアみたいな仕上がりがもう、泣いて帰りたいほど悲しい。

 

ここで面白いことが。

 

1人の友達がおりますが、彼女は決して美人では無い。

 

のにもかかわらず、お金をかけられるところは全力で努力して、顔身体に300万くらい使っている。

 

顔にも身体にも何かしら入ってる。

その勇気が凄い。

 

私にいつも

「努力が足りない。動画見てヘアメイクを研究しなさい」

と言う。

 

コンプレックスがー

コンプレックスがー

と言いながら、私は何もしていない。

ホトホト不思議だ。これって、何だろう?

 

心の苦しみには300万かけた。

でも、心は見えないんだよね。

 

そう思うと、顔や身体にかけた方が良かったのかな。

 

でも精神的に不安な状態で、整形した自分の顔を受け入れられるだろうか。

 

せっかく整前したのに、

「彼が整形しろっていうからしたんだけど、前の方が良くないですか?」

 

って苦しんでる子がいた。

 

そうなりそうな気がする。

 

私は田辺聖子小林カツ代みたいに、美貌はなくても、愛されてて、幸せそうな人になりたい。

 

今持ってるものが私の全てだ。それだけだ。どうしてほかの人と比べるんだろう。

 

いいや、私のまま、出かけよう。

 

私、コンテストに出る訳じゃない。

 

その場を、味わって、楽しんで。