銭湯 居酒屋
瘋癲さんちに行った。
一緒に乾燥機に洗濯物を取りに行って
乾く間なぞなぞをして待った。
うちで使っている洗剤の名前はなんでしょう!!前半は色の名前です
白 と瘋癲さんは言った
違う。地球に優しい洗剤です
緑。
あたり!
前半は、ある女性の総称。
女王とか、巫女とか。
総称?
ヒントは、汚れが不思議に落ちる洗剤です。
魔女。
あたり!緑の魔女だよ。
なんだ、それ。
瘋癲さんは、笑った。
部屋に戻って支度して、銭湯に行った。
帰りに居酒屋でご飯を食べた。
人の家って、なかに人が住んでて、洞窟みたいだな、自由にお邪魔出来ればいいのに。
と瘋癲さんが言った。
こんにちは。お邪魔してみました。
と瘋癲さんが言った。
あら。今焼きそばを焼いているところです。いかが?
と私が言った。
それはどうも。
何それ、ただの、ただ飯喰らいじゃない。
僕は善意でお邪魔するんだ。
どういう善意よ。
人の裏に隠れたおもてなしごころを引き出してあげる善意だよ。
そんな話をしながら歩く。
あのビルは陰気だなあ
と瘋癲さんが指を指す
陽気なビルはないの?
陽気なビルってのは。。。相対的に陽気なのは。。。あれかな。絶対的に陽気なビルってのは無いんじゃないか?
あのビルの側面に大きく「アミーゴ」とか描いてあったら、陽気になるんじゃない?
それは陽気かも知れない。
こんなことを話しています。
寝るとき、セックスをした。
私、瘋癲さん大好き。
と言ったら
恥ずかしいなあー
と言っていた。
大好きだよ。
また会ってね。
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