人からお金を借りる人種
おとついの夜、心の中で完全にフェードアウトした筈の彼との関係について、色々考えてみました。
と、申しますのは、なんというか、
今回の問題は結局、善悪の問題というよりは、相性の問題だと思うのです。
この問題は、貸す方と借りる方の何かがフィットして、はじめてムクムクと具現化されてきます。一方的な話ではないのです。
つまり、私が貸さなければいいのです。
私の友達は「お金はゼッタイ人に貸してはいけないし、貸さない」と言う人ばかり。
立派です。シンプルです。
でも私は貸しちゃう派です。
なんというか、今私にお金があるなら、貸しちゃいます。
今までに、結構な額のお金を、4人に貸しました。その総額はとても言えません。
全員に対して、少なからず大変だったし、嫌な思いもしました。
今、最後の一人にてこずっている状態です。
どうして貸すのか?よくわかりません。
今、お金があるから、貸すわ、そんな感じです。
そして、私の場合に限るかも知れませんが、お金を借りに来る人って、自分中心で、思い通りに生きているというか、まあ、嫌いになれない訳です。
そういう人に悲しい顔でお金の相談をされると、力になってやりたくなります。
うまくマインドコントロールされて、雰囲気に呑まれてしまうのかもしれません。
実際深く言及すると、他人から借りれば、利息がつかないし、取立ても無いし、お金ができてから返せばいいんだし、お得じゃん?的な打算が普通にあったりするのですが、話を聞いている途中には気づきません。
そうです、今パチパチ打ちながら気づいたのですが、金融会社からではなく、知人からお金を借りる人というのは、基本、
「あるとき払い」
の人です。
「節約しながら月々返済」なんて概念は皆無です。
だから蓄えが無いんです。貯蓄できないんです。宵越しの金は持たねえ、なんです。江戸っ子なんです、ラテン人なんです!!
そんなところが、憎めません。
彼らに昭和の日本人魂は通じません。
「今お金が無くってさ、返せない、ごめん」
こういうときの「お金が無い」とは、「返すべきお金」のことであって、(不定詞か)彼らの生活費、娯楽費は一円たりとも節約されてません。のびのびとラテン的な生活を続けています。
家計簿、支出内訳、全く把握してません。しようともしません。
そんな彼らに月々の収入から新たな支出を捻出する計画は立てられません。
今月の支出予定内訳の優先順位の一位に、分割された返済金額を自ら持ってこられるあなた、あなたは一生他人からお金など借りることはありません。
借金をするタイプの人の「返すべきお金」とは、優先順位の最下位です。あわよくば返す、あまったら返済にまわすかな、そんな感覚です。
そして目先の快楽をこよなく愛する彼らに、お金があまる状態など一生訪れません。
酒煙草もちろんやめません。「今月は、バリに行ったから、お金なくってさ」などという楽園話を普通に物申してきます。
そこまでわかっていながら大金を貸して、お涙頂戴みたいなブログを書いている私も、どうかと思います。
けど彼は、今回の返済を一緒にやっつければ、何かが大きく好転するように思うのです。
そして、そのためには、私も「信じてる…」なんて岸壁の母めいた妄想はやめて、アーミー服を着て木刀を持ち、「返済させてみせる!」に切り替えないといけない、と思った次第です。
乗り越えてみましょう、今年の大波。
もうこの際、嫌われてもいいわ!
借金、返してもらうわよ〜!
オラオラ〜!!!
#借金 #貸しちゃう人 #返してもらえない #ラテン人